ヒトリゴト
工務店のホンネ(ひとりごと、、)
激動の建築業界の現状の中、今回は、あえてひとりごとをつぶやきます。
みなさん、こんにちは、幸輝ハウス代表の細川です。
「いつかはマイホームを」と夢を描き、「家を建てるのは今か?待つべきか?」と情報収集をされている方も
多いのではないでしょうか?
しかし、ニュースを見れば「物価高」や「不安定な世界情勢」の文字ばかり。
「今は建てるのを待った方がいいのかな、、、」と不安になっている方も少なくないと思います。
地域に根差す工務店の代表として、今、建築業界の裏側で本当に起きている「厳しい現実」を、包み隠さず誠実につぶやきます。
なぜ、コロナ禍が終息してから住宅価格は上がり続けているのか?
「少し待てば、また数年前の価格に戻るのでは?」
そう期待される気持ちは本当によく分かります。
しかし、結論からお伝えすると、今の価格高騰は一過性のものではなく、日本の構造的な変化が原因となっています。
今、住宅業界には「4つの波」が同時に押し寄せています。
①円安を元に、更に中東情勢による「原油高」と「ナフサショック」
エネルギー価格の高騰だけでなく、石油から作られる「ナフサ」の価格が急騰しています。
家づくりに欠かせない樹脂サッシ、断熱材、壁紙、プラスチック部材、塗料など、ありとあらゆる建材が連鎖的に値上がりし、納期遅延のリスクも出ています。
②深刻さを増す「職人不足」
大工さんをはじめとする職人の高齢化、若手不足は止まりません。
現場を守り、確かな品質の家を建てるための「人件費(労務費)」は高止まりが続いています。
③2024年問題による「物流費の上昇」
運送業界の働き方改革(時間外労働の規制)により、全国から建材を現場へ運ぶための物流コストが、そのまま建築費に上乗せされる形になっています。
④厳格化された「省エネ法改正」
2025年以降の新築には高い省エネ基準が義務化されました。
地球環境や快適な暮らしにとっては素晴らしい法改正ですが、基準を満たすための高性能な仕様や、複雑な申請手続きにかかるコストの負担はどうしても増えてしまいます。
正直にお伝えします。
経営としても、過去最高に難しい舵取りです
これだけ多くのコストが一気に膨らむ中、私たち工務店も「お客様の夢を壊したくない」と、自社でコストを吸収すべく必死に努力を重ねてきました。
しかし、それも限界を超えつつあるのが正直なところです。
「忙しく現場は動いているのに、経営的には非常に厳しい」
今、全国の多くの工務店が同じ苦悩を抱えています。
だからこそ、私たちは、安易な「安さの約束」でごまかすことはしません。
なぜなら、無理な低価格を維持しようとすれば、それはめぐりめぐって「見えない部分の手抜き」や「材料の質を落とすこと」に繋がりかねないからです。
それは、お客様のこれからの数十年を守る家づくりにおいて、絶対にあってはならないことです。
では、「今は諦めるべき」なのでしょうか?
私はそうは思いません。
・「待っても安くはならない」という現実(人件費や土地、法改正のコストは戻りません)
・今だからこそ使える、国や自治体からの手厚い補助金制度
・今だからこその、これからの人生で家族と快適に過ごせる「時間」の価値
これらとを天秤にかけたとき「信頼できるパートナーを見つけ、予算に合わせた知恵を絞り
一歩を踏み出すこと」が、結果として最も賢い選択になるケースが非常に多いのです。
だからこそ、この厳しい時代に大切なお金を投じて、家を建ててくださるお客様の決意を、私たちは絶対に無駄にできません。
・無駄を削ぎ落とし、本当に必要な所にコストを集中させる提案を行います。
・どんな小さな不安も共有し、透明性の高い家づくりを行います。
・地域の腕利きの職人たちと力を合わせ、引き渡し後もずっと守り続けられる強い家を建てます。
時代がどれほど厳しくなっても、私たちがつくるのは、家族の笑顔があふれる「幸せに輝く家」です。
予算のこと、時期のこと、どんな小さなお悩みでも構いません。
まずはあなたの「不安」を、私たちに聞かせてください。
一緒に知恵を絞り、最高の家づくりを叶えましょう。
いつでもお気軽に、ご相談ください!



